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レッド・ウォーター/サメ地獄[2003] [映画感想]

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主人公のサンダースは腕利きの採掘技師。元妻ケリーの依頼で秘境の川を訪れた。同じ川の下流でリゾート客がサメに襲われる事件が起きる。淡水でも生きられる大きなブルシャークのしわざだった。サメは周囲を回遊しているらしく、サメ退治に賞金がかけられる。



一方、麻薬組織のボス(クーリオ)が率いる一派は、地下に沈められた車の中に眠る大金を引き上げるため、同地区を訪れていた。それはサンダースの石油採掘基地のごく近くだった。
そして、採掘スタッフと麻薬組織グループの揉めごとから、大事故が発生してしまう。
サンダースは元妻と仲間を守るため、ギャングと戦い、さらにサメと戦うことになる。

よくある「サメモノ」の王道パターンで、最初は誰も本気にしないけど、だんだんその恐ろしさが身に迫り、最後は主人公が決死の一騎打ちという展開。
ただ、この作品の場合、川底に沈んだ大金という要素があり、それを引き上げるために採掘基地の近くを訪れたギャングたちが、話をややこしくしてくれる。

主人公のサンダース役ルー・ダイアモンド・フィリップスは、かつてバブル全盛期に『ラ★バンバ』(La Bamba)という映画で一世を風靡した経歴を持つアクション系俳優。母方からフィリピン、日本、中国、スペインの血を受け継ぎ、父方からはアイルランド、チェロキーの血を受け継いでいるというから、世界中どの国の人物でも演じられそうな風貌。

B級感満載のタイトルではあるが、見始めるとけっこう退屈しない作りになっていて、緊張感の中にユーモアもあるし、悪くない印象の作品に仕上がっている。しかも俳優も全員知らない顔だから、キャストだけでは「やられ順」が予想しにくいところがB級の良いところだ。(そりゃま、おおよそは想像つくけどさ)

作品に登場するサメも、実際の映像と合わせて史上初のアニマトロニクス(自由に水中を泳ぎまわれるサメ型ロボット)を使っているし、川の中に沈んでいる車のナンバープレートが、かの元祖パニック映画『ジョーズ』[1975]でサメの腹から取り出したナンバープレートを模しているところなど、地味ながらも細部に凝ったつくりの作品なのだった。誰がお金出してんだろうね。

この作品の監督はチャールズ・ロバート・カーナー監督。
1996年には、70年代の名作「バニシング・ポイント」のリメイクを監督してはる。

それにしても、木曜洋画劇場で放送された際の番組CMというのが超面白いねん。
youtubeでみつけて爆笑して、ナレーションを思わずメモってしもた。

どうせこの世は色と欲。
お前も! お前も! お前らも! 落ちる地獄は・・・サメ地獄!!!
静かな湖畔の森のなか、
湖なのに・・・サメ地獄!!!
深く湖底にひそむ恐怖と戦慄!
誰のために、なんのために潜るのか!?

ルー・ダイアモンド・フィリップス主演、
斬新な切り口で挑む、プロレタリア・シャーキング・パニック!(←「蟹工船」かよっ!)
レッドウォーターサメ地獄!レッドウォーターサメ地獄!
2月12日放そ・・・うぁああああっ!

(・・・最後はナレーターが食われている設定だろうか。なんとも素敵なノリやん )


★★★☆☆

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