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裏切りの街[2016] [映画感想]

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出会い系サイトで知り合った人と実際会うと、あんな感じになるもんだろうか?

池松壮亮って、こんな映画に出てるのか〜という感じで見てみた。

寺島しのぶはほんとにその辺にいそうなオバさんだけど、男って誰でもええの?



登場人物が全員、空々しい会話をしている。

これが現代の生活をリアルに切り取ったということなのか。




同棲相手との会話ならまだしも、

実際、夫婦の会話があんなふうだったらと思うと、なんか悲しくなる。

ベッドシーンも含めて・・・。

寺島の夫が平田満、妹が佐藤仁美、脇役も妙にリアルなキャスティング。




初めて会った二人(池松と寺島)の話題は「好きなお笑い芸人ナンバーワンは誰?」。

たしかに、いかにも実際ありそうなやりとりが続く。




現実問題として、お笑いの趣味が合うか合わないかということは

相手がどんな人間か想像するのに重要なファクターだとは思う。

初対面が、さぐりを入れるのには無難なところだ。




そんでもって映画自体は、ほぼ全編にわたって、登場人物に笑いゼロ。




ちょっと意外な展開もあったけど、まあ想定の範囲内。




終盤、会話の中で

サンドウィッチマン富澤の常套句が効果的に使われていた。

二人が一番笑ったのは、そこかな?

お笑い芸人の名前以外、会話に固有名詞が出てこないところも、

リアルな演出ってことなのか。

二人だけで会話するときに、わざわざ相手の名前を呼ぶ必要はないし。




じつはお互いのほんとの名前さえ知らないのだから・・・。




それぞれのパートナーと淡々と生活しているところが、やるせない。

そして池松のスマホの連絡先表示では、寺島の名前が「おばさん」。




俳優全員が、見事なまでにオーラ消しすぎ。

ここまでリアルな雰囲気を演出されると、

もはや、見なくてもいいか・・・とさえ思えてくる。




なんだかんだ言いながらひと通り見ておいて、

私が言うのもなんだけど・・・

どういう人をターゲットにした映画なんだろう???




監督は『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』の三浦大輔。

音楽は連続テレビ小説「ひよっこ」でおなじみ峯田和伸ひきいる銀杏BOYZ。

私はそれまで彼らの歌を聞いたことがなかったので、ひとつ勉強になった。




★☆☆☆☆
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